日本先史古代研

○日本先史古代研究会
　平成21年5月30日　若狭哲六氏の呼びかけにより設立され、平成25年6月22日再発足した日本の先史古代史研究会です。

会の目的は、平成21年5月30日設立総会時の「設立宣言」に基づき、日本先史古代研究愛好家のための団体として同好の士の相互交流と友好親睦を図りつつ、情報交換や成果の発表並びに研究への支援・協力に資することを目的としています。

日本先史古代研究会　「設立宣言」
　日本列島には、太古より遠く西アジアや東アジアより数多くの文化が伝来し日本古来の文化と混わり結合し列島に新たな文化をつくりあげた。
そこには数多くの「知られざる古代遺跡」の存在を見ることが出来る。

文献資料を主くみる古代史学・発掘を主体とする考古学・民俗学分野の狭間にあって、とかく等閑にされがちな、一定の方位的観念による「方位学的」見地から古代遺跡を多角的に分析・調査・研究をすることにより、日本の歴史を見つめ直すことを目的に、ここに賛同者有志一同で「日本先史古代研究会」を設立する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成21年5月30日　　

○　日本先史古代研究会役員

　　　会長　　　守分清身（吉備津彦神社宮司）

　　名誉会長　若狭哲六（日本先史古代研究会創設者）

名誉顧問　大守　隆（東京都市大学　環境情報学部教授）
　　　　　　　　　　　李　学勤（中国/清華大学教授　中国社会科学院研センター主任）
　　　　　　　　　　　水原渭江（香港大学／饒宗頤學術館文学博士）

　　特別顧問　平沼赳夫（衆議院議員）　
　　　　　　　　逢沢一郎（衆議院議員）

顧問　　　劉勝徳（岡山県華僑・華人総会会長）足羽憲治（岡山県副知事）　
　　　　　　　　　　　池本敏朗（岡山県議）　岡崎　豊（岡山県議・元議長）　
　　　　　　　　　　　原　寿男（元岡山県議会議長）
　　　　　　　景山貢明（岡山県議/岡山県日中友好協会理事）

　　運営委員代表（事務局）　田原隆雄（備前市議/元日生町長）

○　若狭哲六氏の人となり

　元品川白煉瓦㈱（現品川リフラクトリーズ株式会社）に勤務の傍ら、雅号を岳陽（がくよう）・熊山（ゆうざん）と称する書家です。
また１９８４年（S58）６月、岡山県が瀬戸大橋完成記念として、呼びかけた「岡山の魅力発見」へ熊山遺跡を推薦し、長野士郎知事との目に留まるところとなりました。それが契機となり、古代史の研究に没頭。自身の「耳」・「目」・「足」で熊山遺跡や鶴山丸山古墳の発掘の真相を中心に、各地の遺跡を踏査すること３０年余。独自の古代史観を持って古代吉備を語る有為な在野の古代史研究家です。
　古代遺跡の多くが、古代方位観により設置されている事を踏査にて体感。また、識者の熊山遺跡が「仏塔説」に対して、出土品や古老の伝聞を基に、「神殿説」を主張。

○　若狭哲六の研究の経緯

　1984年（昭和58）6月　熊山遺跡の神秘性に魅せられる。
　　　　　　　　　　　　　　／岡山県知事へ「熊山遺跡の魅力」を提言採択される。
　1985年11月～　　　　　地元古老から熊山遺跡より取り出した遺物を見せられ、発掘の真相を聞く外、遺物についての考証を独学にて検証始める。

　1987年（昭和62）1月　来日中の中国社会科学院教授・李学勤氏と接見し、遺物の写真集を提供し、研究成果を披瀝し指導を得る。
　1987年（昭和62）5月　論著「古代国家形成のなぞ－熊山とシルクロード」を発表
　1988年（昭和63）4月　論著「先史日本の夜明け－熊山と東西交流史」を発表
　1988年（昭和63）8月　論著「先史日本の夜明け－発見されたシュメール文明」を発表
　1989年（平成元）7月　論著「先史日本の夜明け－熊山で見つかった“石”と“�諭鼻廚鯣��
　1990年（平成2）4月　論著「先史日本の夜明け－世界的に見た吉備・女王終焉の地熊山」を発表
　1991年（平成3）12月　論著「先史日本の夜明け－女王国邪馬台国の謎に迫る－国指定、熊山遺跡・鶴山丸山古墳発掘の真相」を発表

女王国邪馬台国の謎に迫る／菊版267頁

1992年8月　　　　　　※　上記論著　米国議会図書館に収納
1992年12月　　　　　※　上記論著　米国ミシガン大学に収納
1993年2月　　　　　　※　上記論著　カナダ国トロント大学に収納
1994年8月　　　　　　※　上記論著　米国ハーバード大学に収納

1993年4月　　　　　　※　李学勤氏（北京精華大学教授）が、文物天地（中国歴史考古史専門誌）4月号にて、熊山遺跡・鶴山丸山古墳と、若狭哲六の研究成果を紹介。

2011年（平成23）4月　論著「東アジアから見た日本-知られざる古代吉備　　－日本古代史の源流を探る」を発表

知られざる古代吉備／A5版297頁

2014年（平成24）8月現在
　古代吉備の「古墳」と「銅鏡」の調査から　、「鶴山丸山古墳から見る“謎の熊山遺跡”」　を、精力的に研究中。

◎　若狭哲六氏の論著の概要について
　　　今後順次ご紹介していく予定です・・・。

○若狭哲六氏講演記録
　・2011年5月22日. 出版記念／場所：岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム) レセプションホール. 　　企画・主催：岡山県華人華僑総会発起人代表：大守隆. インターネット世界配信
　　出版祝賀会の様子を生中継しました。

　・ 2013.7.20／吉備歴文会7月例会／若狭哲六氏講演「熊山遺跡の研究の経緯についての30年間の歩み」

　・2010年　日本先史古代研究会仮称“きび”考 22 年秋季号
　・2011（平成 23）年　 “きび”考第 4 号
　・ 2012（平成 24）年　“きび考”. 第 6 号

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