| わがふるさと日生町 日生町の話題を、お届けするコーナー/ |
| 備前市・岡山県立大・蔚山科学大学の協議(岡山市内) |
| 西岡市長当時からの懸案であった蔚山科学大学の学生間交流事業について、具体的事業が備前市との間で協議が一歩前進した。 12月14-15日、大学長の特命教授が来日し、田原市長他備前市幹部と協議があり、同事業についての覚書案が合意に達した。 内容は、日生総合支所(旧日生町役場)内の空きスペースを活用し、備前市は国際交流室として開放し、蔚山科学大学は、韓国文化交流準備室として、先ずは韓国講座はじめ各種文化紹介等を行い。将来は、学生の相互留学生交流まで発展させたいという構想である。 今後は、備前市には、大学はないが、県内8大学の学生達の地域貢献活動の拠点の場を、岡山県立大学を幹事大学として「備前こもんず」が、日生町内に開設されている。両施設の相乗効果での備前市を介して、学生間の国際交流が活発になる事を期待される。 |
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| 9月3-5日、韓国蔚山広域市東区、現代ホテルにて開催された「観光振興プロジェクト計画」の一貫で推進されている国家事業だそうである。 広域市長出席の下、地元テレビ局の中継等マスコミ注視の中で、東区長・蔚山大学教授等と共に、講演を行いその後実務者によるシンポジュームが行られ、パネラーに西崎公朗氏(元備前市議=引揚者2世)、大角氏(日本古民家研究者)も、意見発表を行った。 日韓関係が複雑な中であっても、戦前の日本統治下にあっても、友好的な営みがあったことが評価され、市民レベルでの友好交流が良好な日韓関係に寄与出来るものと考えたい。 |
| 6月27日 蔚山広域市東区/権区長 同議会/張議長 文化院/韓院長等友好訪問団10名が、備前市役所を表敬訪問した。 昨年7月、友好都市協定を締結後、初の公式訪問団であり、備前市長の歓迎挨拶に対して、漁師の繁栄のため民間協力も強力に展開したいと述べ、国の補助を得て現地で進めている街並保存プロジェクトの紹介も行った。 歓迎会に先立ち、日生総合支所において、方魚津からの引揚者と、聞き取り調査で復元した地図を挟んで、懇談会が行われた。 復元地図のほか、中部幾次郎翁(林兼商会=現マルハニチロ漁業創業者)のブロンズ像や、川崎実雄さんの小学校時代の成績表や、表彰状など復元後資料館となる施設での展示資料や、最相力(黛信彦)著「壁隔双郷不在/アリラン峠はまだ遠い」を、韓国の人にも是非読んでほしいと贈呈した。 一行は、翌28日、品川ファクトリ㈱、セラミックスセンター、備前焼ミュージアム、伊勢崎淳(人間国宝)先生の工房等を見学し帰路についた。 尚、7月26-29日備前市小学生等20名が蔚山広域市東区を訪問の予定。 |
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| プロジェクトの紹介を行う権区長/市役所 | 方魚津会との懇談/日生支所 | 復元地図と韓文化院長・金氏 |
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方魚津終戦時地図の作製について 2016年(平成28年)6月27日 ① 2015年(平成27年)12月20日(日) ② 2016年(平成28年)1月21日(木) ③ 2016年(平成28年)1月22日(金) ④ 2016年(平成28年)1月26日(火) ⑤ 2016年(平成28年)1月27(水)-29日(金) |
![]() 鹿久居島にて |
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| 備前?日生大橋開通一周年 情熱を掛けて取組んだ日生大橋も完成一年。 総工費120億円を投じた大プロジェクトです。離島振興として国の支援で完成しました。 諸島地区の命と生活の利便性を守る為だけのものであってはなりません。これからは、架橋効果を市全域へを考えていかなければなりません…。県下最大の島・鹿久居島の活用は、備前市発展の起爆剤として考えるべきと思います。 昨年11月29日 火災にて中央園地の管理棟等3棟が消失して、今後の活用が心配されていました。 4月23日、残った施設での営業を開始するにあたって、古代体験に動物との触れ合いを加えて、再出発を図る手段として、大山乗馬クラブから3頭の馬が、新緑の映える鹿久居島にやってきた。 今後は「まろろば」でも 馬を順次増やしていく予定とか。楽しみだ! |
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方魚津市街地再現調査について 平成27年(2017)7月24日 韓国蔚山広域市東区庁において、備前市長と、韓国蔚山広域市東区長は、両議長の立合いの下、友好交流協定を締結しました。 明治20年(1987年) 川崎兄弟が日生漁民として初めて鮮海へ、明治30年(1897)日生漁師2人が難破、方魚津に漂着。そこが好漁場である魅力を説いて以来、明治38年(1905) 有吉亀吉ら2、3人の日本人が方魚津へ居住を始め、明治44年 には、通漁者の統一的活動と、営業上の必要性から日生朝鮮出漁団(初代団長 岸本悦二)を設立し出漁。 大正7年(1918)頃から鰆が減少し絶影島(牧の島)へ一部移住したが、最盛期には、雑貨商、風呂屋、漁具商等や、林兼、山田組、有魚組、関西組等 汽船運搬船での鮮魚輸送に従事し、日本人会、郵便局、駐在所、小学校設置、築港も進み移住戸数350戸(内日生移住者は100戸)に達した。大正14年(1926)頃 移住が定着。(通漁船は、85艘と最盛期の半数減) 昭和20年(1945)終戦時の方魚津は、日本人戸数約500戸(内日生人45戸)。 第二次大戦の敗戦により、 朝鮮での日本人の立場は、全く失われ、鮮土に留まることは許されず、40年近く続いた移住漁村も幕を閉じた。 朝鮮からの引揚はあわただしく、追い立てられた人々は、家財・漁船・漁具すべてをあきらめ、自船ややみ船を雇いまた荷物船に便乗など、身体一つ内地へ帰るのがやっとであったと伝えられている。 (日生町への朝鮮から引揚者は、約170戸、500名の内 方魚津から 54戸 131人) 爾来幾星霜、望郷の念絶ち難く、人知れずふるさと方魚津を訪ねた者もいたが、正式な訪問は、平成4年(1992)10月 48年ぶり 日生町の引揚者里帰り事業でなかったろうか。 これを契機に方魚津との友好交流活動は、日生中学生の韓国派遣に始まり、平成14年(2002) 日生町と蔚山市東区文化院との文化交流協定の締結から、日韓小学生の相互交流へ進展。日本植民地時代でも、良好な共同生産労使関係の伝統や、住民同士の固い絆は、国と国の間に解決すべき複雑な問題も存在の中にあっても、揺るぐことなく備前市合併後も脈々と息づき、この度の行政間における友好交流調印の締結に発展したと確信する。 時あたかも、蔚山広域市東区(方魚津)では、財団法人蔚山文化産業開発院・蔚山市文化院等によって、方魚津日韓共同文化テーマ村(日本人=日生街復元)事業が進められており、引揚者の方へ、記憶に残る事件、事故初め、身近な往時の生活体験や、敗戦後帰国当時の話や、資料提供の協力依頼があった。 これまで、磯野良太郎先生の回顧録はじめ、黛信彦著(特別寄稿/最相力)フィクション小説「壁隔双郷不在/アリラン峠はまだ遠い」「君の頬っぺにピーオンダ」や、収集した資料を順次提供している。 この度 横浜から最相力先生の来町を機にして、1月21―22日 川崎実雄 南友江 村伊津美、竹林治美 本田国雄 韓国留学生(岡山大3年)明秀貞さんとの懇談。同25-29日には、韓国方魚津から 張世東(蔚山文化院地域史研究所所長)氏が来日され、西崎智寿子さん宅に友人石本一枝さん(当時学校管理組合に勤務)を、香川県多度津町から迎え、磯本順子(釜山出身)さんの通訳で有益な会話の機会を持たれた。 最相先生の復元市街地図や写真、集金業務の体験を持つ石本さんの記憶力は、高く評価される。引き続き、日生漁民と関係深い林兼商店、創業者中部幾次郎、有吉京吉(日生出身)も調査すべきと考える。 歴史の彼方に消えつつある方魚津が、日韓共同文化村(日生街復元)の完成により、日韓友好交流の進展並びに、日韓関係正常化の一助になる事を祈念し報告に代えます。 平成28年(2016)4月 田原 隆雄(元日生町長・新生/方魚津会世話人) |
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| 16.1.22/最相氏他方魚津会メンバー(日生支所) | 16.1.26/張・川崎・磯本(田原邸) | 16.1.28/張・石本・西崎・磯本(西崎邸) |
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| 復元した日本人街地図 |
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| 復元した日本人街地図/海岸通り |
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| 御還幸行列 | 祷屋頭祭文奏上 |
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| 神 輿(自宅前) | 奉納の舞姫たち | 奉納の相撲 |
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| 備前?日生大橋開通/2015.4.16 | 頭島大橋開通/2004.11 |
| 愚公山を移す! 「祝 備前💛日生大橋開通」― 合併十周年記念に思う ― 4月16日諸島住民待望の備前?日生大橋が、完成しました。歴史を大切にする中国では、「水を飲むときは、井戸を掘った人の恩を忘れない・・・」と、言われています。 ◎ 総事業費と財源内訳 |
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| 頭島架橋促進期成会より |
第20回
「企画展 里村欣三と文学の仲間たちⅡ」 平成24年8月8日~10月8日、二回目の里村欣三の展覧会が開催されている。 今年は、里村生誕110年に当たりその企画展である。謎に満ちたその生涯は、研究家大家真悟氏によって多くの事柄が解明されつつある。 昨年(2011年)『里村欣三の旗』-プロレタリア作家はなぜ戦場で死んだのか-が発刊された。 この度の企画展は、同書をテーマに展示されている。 そこで、里村の生い立ちから、死に至るまでの足跡について、展示物の解説が下記の通り行われる。
第19回
第18回
「坂野鉄次郎・常善兄弟ー『郵便中興の恩人』と海軍中将と」 逓信省から実業界へ転身した鉄次郎は、片上鉄道社長を昭和19年まで勤め、中国電力の前身である中国合同 電気会社を設立しました。また坂野兄弟の姉が嫁いだ日生町の吉田家の書院座敷は移築され現在加子浦歴史 文化館の資料館学習室となっています。 【期間】平成24年3月23日(金曜日)~5月21日(月曜日) *火曜日・祝日の翌日は休館 |
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| 表紙(誤字親鸞上人/正親鸞聖人) | 表紙カバー |
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| 相好山西願寺全景 |
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頭島・鹿久居島民の生活道を、新生・備前市の発展の礎へ・・・! 文責 田原隆雄 ◎ 離島架橋への序曲
○ 浜山干拓地は
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○ 岡山県では
◎ 離島架橋への道程 /
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| 里村欣三文学碑が郷里(日生町寒河)に! |
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| 開会挨拶の田原隆雄会長 | 来賓挨拶今圓子先生 | お礼の挨拶 石墨夏子(長女) | 記念講演 「こんな男が日本にいた…。」 |
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| 除幕式の参加者 |
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評論家高崎隆治は、同人を「自由」の意味を追い求めた文学者と評し、「だれにも優しくだれにも親切で、はかり知れないほどの善意に満ちた彼の作品は、美しい自然に恵まれた彼の故郷に生きる人々の共有するものであろう」と語る。 このような同人を、我が郷土の誇りとしたい。 代表作「苦力頭の表情」「河の民」 |
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「この世のすべてが嘘であっても 私は人を信じて生きて行きたい」 これは、小説家 この度、同人の生誕地の有志を中心に「 来る3月13日(土)同人誕生日に、ご遺族(長女/夏子)をお招きし、除幕式を行う運びとなりました。 同人は、 数奇な人生と、戦争を拒否しながら戦死し、不当にも文学者の戦争責任を負わされ、故郷である寒河の地ですら、その存在を知る者も少なく偏見の中で埋もれ朽ちようとしていました。 平成7年(1995)10月17日 NHK教育TV 終戦50周年記念特集番組で、 関係資料の蒐集と顕彰展示を行っています。 平成9年(1997)には、大空社が、文芸評論家 高崎隆治氏(元立教大学講師)監修による、「 高崎先生は、 また、先生が蒐集された書物や研究資料を、死蔵させてはならないと、加子浦歴史文化館へ寄贈。そして評論家として、 私達は、郷土の誇るべき文人・ 何卒、趣旨ご理解の上、暖かいご支援ご協力をお願い申し上げます。 平成22年2月吉日 事務局/〒701―3202 |
| 頑張った! 入江優選手(備前緑陽高校) アーチェリー世界大会 |
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| 頑張れ!入江優選手(備前緑陽高校) アーチェリー世界大会へ |
| 韓国との交流は不変 |
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| 団長挨拶 | 歓迎の握手 | 歓迎パーティー | まほろばにて遊ぶ |
韓国・蔚山小学校訪問団/例年通り備前・日生町へ 平成21年7月24日 新学習指導要領の解説書への記述の、竹島領有問題に端を発し、日韓両国の関係が、一気に冷え込み、韓国・統営市から玉野市へ、 韓国・富川市から岡山市訪問予定の等、全国的な友好交流事業が、中止に追込まれている。 その様な国際状況中、蔚山市東区小学生20名が、引率者5名と共に、予定通り来日した。 日生地区では、明治時代から蔚山近海の好漁場を求め、多くの漁民が移住した歴史があり、 平成4年引揚者の里帰りから始まり、現在では、小中学生の相互訪問、本年度からは経済交流においても模索されている。 「少しの事で長年の親戚つき合いは壊したくない…。」と交流関係を相互に継続を誓っている。
方魚津の日生居住地の状況調査
韓国方魚津里帰り事業
日生町国際交流韓国派遣事業
日韓相互交流の沿革
備前市合併/H17年3月 備前市国際交流(韓国)事業
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